情弱医学生の独り言

情弱医学生の頭の中。人生設計、お金、対人関係、日常などについて考えたことをつらつらと。

医者が教える食事術バイブル2

どーも、情弱医学生です。

今回は、読了本のレビューで、タイトルは

「医者が教える食事術バイブル2」です。

 

日常で最高のパフォーマンスを出すために、今の食事の改善点知るために読みました。

まず、一番強調されていたのが炭水化物を減らし、脂質を増やすということでした。太るメカニズムですが、食事から得られた糖質の余剰分は初めに肝臓にグリコーゲンとして、それでも貯蔵しきれない分を中性脂肪として蓄えられます。中性脂肪が増えると太るということですね。炭水化物はほとんど糖質と言ってよいですから、余剰分をダイレクトに増やしてしまいます。それで、炭水化物は太りやすいというわけです。

一方脂質は、分解されても糖質になりませんし、私たちを構成する約60兆もの細胞を作る大切な材料になってくれます。一般的に油は太りやすいものというイメージがあり、避けられがちな脂質ですが、口に入った後分解されるので、直接のお腹の脂肪に変換されるというのは誤解です。著者はもっと脂質を取るべきだと主張しています。(その中でも良い脂質と悪い脂質があるそうです。)

次に、食材の質の良いものを選ぶことが大切です。例えば、体に良いものとされている牛乳でも、広々とした場所でストレスなく育てられた乳牛から採れたものと、商業用に狭い牛舎に詰め込まれ、質の悪いエサで育てられた乳牛から採れたものでは、天と地ほど栄養価に差が出るのは容易に想像できます。

 

自分が取り入れられそうなものを考えました。

①おかずを増やす。(魚、肉の中では鶏がオススメされていた。)

炭水化物を減らす分のエネルギーを、他のタンパク質、脂質で補う必要があります。ごはん、パンなどの主食は炭水化物の塊なので、必然的におかずが増えることになります。

②質の良い食材への切り替え

商品説明を読んで、有機野菜やエクストラバージンオリーブオイルなど質の良い食材を選びたいと思いました。費用は嵩みますが、十分に元はとれるでしょう。今は寮で食事を作ってもらっているので、卒業後、自炊を始めてからになりそうです。

③少量頻回の食事

前述した太るメカニズムに基づくと、常に余剰な糖質をなくせば太らないことが分かります。常に余剰な糖質をなくすとは、血糖値を一定範囲内に収めると言うことができます。空腹時に大量の食事を短時間でドカ食いすると、一瞬で血糖値が上限を振り切れます。逆に少量頻回の食事にすることで、同じエネルギー量を摂取しつつ、血糖値を一定範囲内に収められます。具体的には6時半、11時、15時、18時半の四回に分けて一日の食事をとります。特に自分は昼食べ過ぎると、眠くなってパフォーマンスが落ちるので、間食の2回は食事量を少なくしようと思ってます。

 

食事法はネット上などで情報が錯綜しているので、頭を整理するという意味では良い本だったかな。著者は糖尿病の医師で、論文をしっかり読み込む方みたいなので、一定の信頼は置けると思います。ただどこから仕入れた食事法にせよ、最後は自分で責任を持って実践しましょう。