情弱医学生の独り言

情弱医学生の頭の中。人生設計、お金、対人関係、日常などについて考えたことをつらつらと。

理解について。

どーも、情弱医学生です。

今回は、理解について。

 

今、私は来年の医師国家試験にむけて勉強しているのですが、先日勉強不足を実感するできことがありました。

先生から心室中隔欠損症(VSD)とはどんな病気か説明を求められたのですが、私は何と言ってよいか分からず沈黙してしまいました。

VSDについて全く知識がなかったわけではありません。割と有名な病気で勉強はしましたし、VSDをテーマとした過去問演習でもおそらく正答できると思います。

それにもかかわらず、他人に説明する段になってうまくいかなかったのです。

知識の習熟度は、人の話が分かるレベル、問題演習ができるレベルなどと表現することができます。習熟度最大と評価されるのは、人に教えることができるレベルだったと思います。私が答えられなかったのは、人に教えられるほど理解していなかったからということです。

勉強をして価値を生みだすことができるのは、人に教えることができるレベルの知識だけです。相手に何らかの影響を与えることができなければ、どれだけ勉強しても自己満足に過ぎません。

勉強できる時間も有限です。自分が勉強する知識を三流の知識で終わらせてしまうのはもったいないです。人に教えることを前提とした一流の知識を身に着けられる勉強をしていこうと思いました。

意識するだけでも違うとは思いますが、やはり実際に人に教える場を作る方が効果は大きそうです。ここのブログでやってみるのもありかな。誰得という感じですが(笑)。