情弱医学生の独り言

情弱医学生の頭の中。人生設計、お金、対人関係、日常などについて考えたことをつらつらと。

基礎をすっ飛ばす勉強法

どーも、情弱医学生です。

医師国家試験の勉強に余裕がなくなってきた(笑)

 

 

自分の目的にあった勉強法を意識しよう。

 

どんな勉強を始めるにしても、基礎を大切にしようと一度は耳にしたことがあるだろう。基礎に忠実に勉強することには大きなメリットがある。学んだことが次のレベルのないようにつながりやすい。つまり、応用が利くのだ。結びついた知識は、バラバラに覚えたものより記憶に定着しやすいというメリットもある。

 

とはいうものの、この方針にもデメリットがある。実践するのが非常に面倒くさいのだ。学校のテストで一夜漬け効率よく点を取ろうと思ったら、基礎から勉強しようとしてはいけない。テストの過去問を暗記して、それを呪文のように解答用紙に書きなぐるべきだ。

 

多くの大学生などはこのような状況ではないかと推察する。彼らにとって基礎を大切しなさいと言う説教は耳が痛い。彼らが本腰を入れて勉強しようとして、自信の基礎のもろさに愕然とするその時にはもう手遅れなのだ。

 

さて、彼らはどうするべきなのか。ここは一回落ち着いて各人の目的に立ち返るのが良いだろう。

 

もし学ぶ時間に余裕があったり、本質的な理解しか意味のない状況にあったりする場合、今までの勉強時間を損切りしてでも、基礎から学びなおすのが良いだろう。

 

しかし、そうではない場合、つまり時間に余裕がないあるいは、テストにおける点取りゲームなど本質的な理解を問われない状況なら、勉強方針を変えない方が良いかもしれない。学問的、実用的に本質的な理解が重要であることは間違いないが、彼らが置かれている状況に置いては基礎が大事などと言っている場合ではない。締め切りに間に合わない丁寧な原稿に価値がないのと同じだ。たとえ苦しくても、手直しは後からでもできるものだ。まあ、ゴミな原稿は締め切りをクリアしたところでゴミだという点は自覚しておくべきだが。

 

基礎を大事にした勉強法がもてはやされるが、何も考えずに方針を定められないでいると、何もしない方がましだったという結果になりかねない。

 

自分の目的にあった勉強法を意識しよう。