情弱医学生の独り言

情弱医学生の頭の中。人生設計、お金、対人関係、日常などについて考えたことをつらつらと。

自分のキャリア思考を分析する。Part1

どーも、情弱医学生です。

 

自分の考えをまず疑って、その後信じることが大事です。

 

一般的に、仕事はお金のためという一面があることは否定できません。高度経済成長期の日本では、会社に忠誠をつくし、生活の保障をしてもらうというモデルが多かったです。当時は、日本全体が成長しており、十分に幸せなジャパニーズドリームを日本人が描くことができました。

しかし、社会構造が変化するにつれて、人々が仕事に求めるものが変化してきているようです。日本社会は成熟し、生活水準は戦後に比べて大きく上がりました。だれもが豊かに暮らせる社会になりました。一方、ビジネスの競争環境は技術革新により激しくなりました。大企業といえども、何十年先では確実に存在しているか分からないのです。企業は会社員に生活の保障を約束することが難しくなりました。

次に、労働者は仕事に意味を求めるようになりました。他人の役に立つ仕事や自分が大好きな仕事を求めるようになったのです。

 

そのような大きな流れがあって、私もその中にいるのでしょう。

私も仕事にお金以上のものを求めているように思います。

ゲームのクエストをクリアしよう、仕事はそのための道具、という考え方に近いです。クエスト内容は、お金と人間関係に拘束されないことです。

なぜこのような考え方に行きついたのかを振り返ると、無意識のうちに医師免許を取れば最低限の保障は自分で確保できる。次はリスクをとって、もっと上に行きたいと思っていたようです。

 

保障があるなら、わざわざリスクをとる必要がないではないかと思うかもしれません。

実は、若い世代に夢を見せる舞台装置が浸透してきているのです。

医療界の話になってしまいますが、以前であれば医師免許を取って臨床医や研究医として勤め上げる。あるいは、開業するというキャリアがほとんどでした。つまり、医学以外に入れ込むことはありませんでした。しかし、最近では医師をしながら、不動産投資、株式投資、プチ起業など、多彩な活動をしている医師が大勢います。

そのようなモデルケースにインターネットを介してアクセスできるようになったことで、影響を受ける医学生や若手医師は確実に多くなったのです。

 

自分のキャリア思考について、客観的な分析を進めてきました。

以上を踏まえて、自分のキャリアをどう考えればよいのでしょうか。

 

ポイントは

アクセスできるモデルケースが増えたこと≠自分の夢の実現確率up

という点です。

インターネットの影響で見かけ上、自分でもできそうだと、以前よりモチベーションが上がる環境ではあります。

しかし、現実は何も変わっていません。成功する人は成功するし、逆もまた然りです。

私は成功したいのであれば、厳しい現実をありのままに見つめる必要があると考えています。

 

今回伝えたかったことは、自分の夢には色眼鏡がかかっていることが多い。

だから、自分の考えはまず疑って、それから信じてあげること。

 

Part1では、私の思考を例にとって疑うところまで、お届けしました。