情弱医学生の独り言

情弱医学生の頭の中。人生設計、お金、対人関係、日常などについて考えたことをつらつらと。

読書という投資を考える。

どーも、情弱医学生です。

 

みなさん、どんな感じで本を読んでいるでしょうか。

 

 

買った教材を使い倒す重要性を認識するべきだ。

 

教育投資は金融投資と少し違っている点がある。資産運用はどれくらい資産が増えていくだろうと予想ができるが、教育投資は将来のリターンが資産運用より見えにくい。例えば、子供を塾に通わせるという教育投資をしたとして、学歴というリターンを得ることができれば投資は成功したと言える。しかし、学歴というリターンも私たちは正しく評価できない。将来の収入がおそらく上がるだろうくらいしか思えないのだ。

 

その曖昧さという点で教育投資は難しい。教育投資にもたくさんの種類がある。今回は教育投資の中で書籍をテーマとして取り上げる。本を読むには時間とお金がかかるが、特にお金について考える。つまり、本を読むことは経済的に報われるのかということだ。

 

結論から言うと、本を使った教材投資について、初心者は買った教材を繰り返し使うべきだ。

 

本を読んで勉強するとはどういうことか。それは、お金を使って本を買い、時間を使って本を読む。本の内容から情報と姿勢を吸収する。そして、自信の行動を変化させ、新しい結果を出すということだ。

 

 

大切なのは、本は何回でも繰り返し読めるという点だ。普通の人であれば、本の内容を1回ですべて吸収し、それを活かすことで新しい結果を生み出すことはできない。私たちは何回も同じ本を読むことによって、本の利用価値を高めることができる。その際、金銭的なコストは初回購入時の1回だけだ。世の中には同じような分野で同じような内容の本で溢れている。

 

例えば、私はお金の本を何冊か読んできたが、一般人が知っておくべきお金の知識はある程度決まっている。同じリターン(本の内容)なら、コスト(書籍代)を減らせというのが投資の基本である。

 

大事なのは、何冊読んだのかではなく、その分野をどれだけ理解し、行動に応用できるのかである。私は沢山の経済の本を読んでいながら、読んできた本の中の8割も理解できていないであろうことを深く反省しなければならない。

 

日本人の平均年収は350万前後だったと思う。自分よほど才能があると信じている人以外は、それを大幅に超えるとは期待しない方が賢明だろう。

 

勉強しろ、本を読めと叫ばれる昨今だが、考えなしに教育投資すると、投資どころかリターンマイナスの浪費になりかねない。

 

そうならないためにも、私たちは買った教材を使い倒す重要性を再認識すべきだ。